いつか宇宙へ続く旅

ハルの旅の記録

星空観測

長い旅ブログもそろそろ終わりが近くなってきました。

 

元々今回、海外旅行に行こうと決めた時の目的が「美しいもの・圧倒的なものを見る」ことでした。

宇宙や天文が大好きな私の一度行ってみたかったところということでオアフ・ハワイ島に来たというわけです。

 

星空観測を含めたハワイ島ぐるっとツアーは本当に内容が充実していて、1日でハワイ島の魅力を知れた気がします。

もちろんパラセーリングだったりシュノーケルだったり、コーヒー園だったり、見どころは他にも山ほどあるみたいなので次もハワイ島には絶対来たいね!と何度も言い合いました。


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日が沈みはじめ、バスは街を離れ山道へ。

 

食事後で、しかも長丁場のツアーの終盤ということもあり参加者は疲れが見え始め、ベテランガイドのケヴィンさんはそれを把握して、それまでの軽快で愉快なトークは一旦おやすみ。

明かりも消してまるで夜行バスのように車内は静まっています。

 

  

標高2000m付近での観測ということでかなり登ります。

あたりは真っ暗。

 

…のはずでした。

 

うつらうつらしながら、ふと車窓の外に目をやると真っ暗なはずの視界の先にちかちかと瞬くものが。

 

「すっごい星が見える…!!」

 

誰に語り掛けるでもなく思わずつぶやくと、静かな車内で他の参加者が同じように車窓を覗き込み、「うわぁ」と感嘆が漏れるのが聞こえます。

 

「まだもう少しのぼりますね~」

 

もうすでに、車内からでも数え切れないほどの星が見えるのにまだ山の上に?!

 

ちなみにマウナケア山の標高は4200m

以前も書いたかもしれませんが、そのてっぺんまで行くには四輪駆動車をチャーターする等、かなりの金額を上積みしなければならないため断念しました。

けれど今回ここまで来て、逆にいつかは絶対行きたいと気持ちが強くなりました。

 

 

いよいよ観測地点に到達です。

標高2000m超えということで、かなり気温が低く平地のように半そででは確実に凍えます。

ツアーのサービスに上着のレンタルが含まれているのでみんなでダウンコートをもこもこ着こんで、さらに風邪を引きずっている私はウールのストールをぐるぐる巻きにして車外へ。

 

 

たとえがおかしいかもしれませんが、まるでプラネタリウムのような星空。

 

息をのむとはこういうことだな、とまるっきり声が出ません。

探さなくても天の川が分かるほど。

星の数をかぞえるのをやめるほど。

 

ケヴィンさんが懐中電灯をとりだし、レーザービームのように夜空を指し解説してくれます。

が、非常に申し訳ないんですが、もうそれどころじゃないです。

 

これだけ見えてたらどれが何座とかもうなんでもいいんです。

20分しかいられないので、必死に目に焼き付けます。

 

おかげで今でもあの時の星空は目を瞑ると浮かんできます。

 

本当に本当に素晴らしかった。

 

 

いくら言葉で書き表そうとしても到底無理なので写真を撮ってきました。

 

 

 


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ええ。

 

写真でも表せませんでした。

しょせんはスマホのカメラですよ。

 

気になる方はハワイ島へ行きましょう。

 

最後の行程を終えたツアーは、参加者を順にホテルまで送り届けて終了となりました。

最後の乗客の私たちが部屋に帰り着いたのはほぼ23時ごろ。

くたくたになりつつも、まだ星空の中にいるようなふわふわとした気分のまま眠りにつきました。

 

明日は帰国です。

 

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