Door is dead
少し話はさかのぼってオアフ島での出来事。
単に書き忘れていただけなんですけどね。
オアフ島で滞在していたホテルの扉は挿入型のカードキーでした。
ある日、食事に出かけようと部屋を出た瞬間
「パスポート入れた金庫、ロックしたっけ?」
持ち歩くリスクと天秤にかけて、部屋の金庫に置いていこうとしてたんですが肝心のその金庫のロックをしてないんじゃないかと思い出したのです。
すぐ確認しようと扉を開けようとしますが、開かない。
ん?
カードキーをゆっくりさしても速くさしても何をしても開かない。
おーちゃんが持っていたカードキーに替えてみても開かない。
うううん。
困っているところへホテルマンが通りかかったので捕まえて
「my room door cannot open」
と中1レベルの英語で訴えます。
ホテルマンのごついお兄さんは私の手からカードキーを受け取り、何度か試します。
でもやっぱり開かない。
持っていたケータイでどこかに電話をしてペラペラっとしゃべりますがやっぱり開かない。
そしてホテルマンが振りかえって一言。
「The door is dead(ドアは死んだ)」
亡くなられたドアの図(遺影)。
さよならドア…今までありがとう…
じゃなくて開かないと困るのでなんとか蘇生してほしいんですけど!?
ホテルマンはドア死亡宣言をした後セキュリティが来るよと言い残して去ってしまい、私達はそのまま部屋の前で待つことに。
死んでないドア達。
おーちゃんとしばらく
「ドアイズデット」が流行りました。
その後セキュリティが来て無事にドアは蘇生され、金庫にロックをして食事に出かけることが出来ました。
一時はどうなることかと思いましたがいやーよかったよかった。
と、綺麗に終わりたいところなんですが2日後に全く同じシチュエーションでドアがまた死にました。
ドアは2度死ぬ。